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プラグインの扱いについて
この文章は、Hero Wars Assistantについて検索した人たちに向けたもので、それを使う前に、知っておいて欲しいと思い、書いたものです。
- Hero Warsでは様々なプラグインがサードパーティで開発されています
- これらはおそらく便利で、プレイヤーを助けてくれます
- プラグインの代表格が、ヒーローウォーズアシスタント(Hero Wars Assistant/HWA)です
- 一方で、その扱いについては難しい側面もあります
- 以前、公式のFAQではHWAをどう考えているのか、質疑がありました
- このことから、考察してみたいと思います
- どう判断すべきか、参考になれば幸いです
Nextersがヒーローウォーズアシスタント(HWA)を推奨しない理由の背景
- 私が考える限り、最大の理由は、ヒーローウォーズアシスタント自体の問題ではないということです
- Nextersの説明は、”HWA”を推奨しないということではなく、”サードパーティ製プラグインを推奨しない”というものです
- これは、そこに悪意のあるプログラムが仕込まれることを問題視していると推測されます。そして社会的な背景から、そのリスクは以前よりも高いものになっていると考えるべきです
Nextersのスタンス
整理すると、以下のようになると解釈されます。
- 利用規約に違反する場合がある
- 使用を推奨しない
- そのようなソフトウェアについて議論することもプラットフォームのルールに違反する(悪意あるプログラムに関する情報の拡散を防ぐため)
- もしプレイヤーの不正行為を疑ったり、そのようなソフトウェアを配布するリンクを見つけたりした場合は、サポートチームに報告してほしい
- 不公平な利益を得る行為をするアクティブなユーザーに対してブロックや禁止を行う権利を留保している
- そのようなソフトウェアの使用によって引き起こされる個人データの悪影響や台無しになったゲーム体験に対して責任を負わない
- 特定のソフトウェアの使用に関する会社の立場は時間の経過とともに変わる可能性がある
なぜ、リスクがあるのか
- 最近、さまざまなミドルウェアを駆使して、開発費用と時間を抑えてソフトウェア開発をする比率が増えています
- Hero Warsの様々なプラグインもそうした側面が推測されます
- こうしたミドルウェアへの依存はそこに、悪意のあるプログラムを仕込まれるリスクがあり、そうしたトラブルは今もなお増え続けているとされます。長年問題のなかった、人気のミドルウェアにある日、マルウェアなどが紛れ込むのです
- なので、プラグインそのものには悪意がないとしても、そこに悪意が入り込むリスクはあり、そのリスクは増加傾向にあると言われています
- こうした問題は、様々な立場から、多面的な対策がとられていますが、本質的にイタチごっこです。悪意のあるプログラムによって利益を得たい層は、今も彼らのビジネスを強化し続けています
NextersはHWAを取り締まるのか
- おそらく取り締まらないものと推測されます
- しかし、利用者は自己責任で、個人データの破壊、口座情報の窃盗、犯罪行為への間接的な加担などについて、リスクを負うことにはなります
NextersはHWA以外のプラグインを取り締まるのか
- 不当な利益を得ると判断したものについては対応される可能性があります
- こうした判断は、そのプラグインを使う人と・使わない人の間に生じる格差などに基づき、対応が検討されるものと思われます
- HWAと同じく、利用者は自己責任で、個人データの破壊、口座情報の窃盗、犯罪行為への間接的な加担などについて、リスクを負うことにはなります