目次
前書き
こちらの続きになります。
実際にHero Warsを遊んでいるプレイヤーたちの実感として。アイリスが登場したことで2022年にはどんな変化があったか。現場の感覚を書いてみます。
これはこのゲームの全ての真実ではなく、多くのプレーヤーが感じたこととして、読んでください。ゲームを始めたばかりの方などはヤスミンやヨルガンが目先の課題であり、この限りではないでしょう。
アイリスが変えたもの
年末に登場するヒーローは影響が大きい
- 毎年、年末に登場するヒーローは、その翌年のヒーロー戦に大きな影響を与えてきました。いずれも何かに対する強力なカウンターであり、プレイヤーの起用率は高いです
- 2019年末に登場したセバスチャンは、全てのデバフへのハードカウンター。とくにヨルガンやサトリに大きな影響
- 2020年末に登場したアイザックは、全ての魔法攻撃へのハードカウンター。とくに双子・オリオン・セレステ・オーロラに大きな影響
- そして2021年末に登場したアイリスは、全てのタンクへのハードカウンター。とくにコーブス・オーロラ・ルーサーに大きな影響
- たった一人のヒーローが登場。それだけでゲームバランスを大きく揺るがすのがHero Warsです
アイリスの脅威
- カーク、あるいはそれ以上のジャイアントキリング性能を発揮
- とくにオーロラやコーブスを起用した防衛編成に対して強く、それまで強編成とされたものを易々倒してしまう
- 魔法ダメージではなく、物理ダメージと純ダメージを与える魔法使いであり、魔法チームの編成の幅を大きく広げた。特にハイブリッドチームや同質のモリガンとも好相性
2022年のHero Warsはアイリスが変えた
- アイリス登場で、それまで活躍していたコーブスやオーロラの防衛起用が減少
- タンクで唯一アイリスに耐性があるルーファスが人気
→ルーファスは純ダメージで死なない。アイザックと違い、ハイディ対策になる点も好感 - ルーファスは第一アーティファクトが回避のヒーローと好相性。ダンテの地位が更に向上
- ルーファスほどではないが、多少アイリスに耐えるアスタロスも人気向上
- タンク全体の優位性が低下し、相対的にアンドバリやダンテタンクの地位がやや向上
- ルーファスが防衛に多く起用されたため、対策としてモリガンも攻撃に多く起用
→モリガンの復活阻止が強烈なルーファスカウンター
→アイリスとモリガンの組み合わせも結構良い形 - ルーファスが多く起用されたため、アイザックの防衛起用率はやや低下
→両方を起用すると、今度はダンテなど物理チームで倒しやすくなってしまう - アイリスの打たれ弱さに着眼した、アイリス対策が人気
→ダンテやカークを絡めたクリティカル編成
立場を向上させたヘリオス
- クリティカル攻撃へのカウンターであるヘリオスの地位が向上している
- アラクネ人気もヘリオスにとって追い風
→なぜならアラクネ対策としてセバスチャンのデバフカットが有効
→さらに、そのセバスチャンへの対策の対策として、ヘリオスが有効
(セバスチャンのクリティカル支援の性質を利用してカウンターを取るのがヘリオス)
→アラクネの魔法貫通バフがヘリオスに有効で、二人は好相性 - この2人はアミラとの相性も良い
- この2人はアイザックにやや弱く、こうなるとチーム全体で複雑な相性関係が生まれやすく、攻撃をミスする人が多い。とてもHero Warsらしい
- 初心者のヤスミン対策要員から始まり、パワーに相応して専門家の役割を果たす様になった
- アイリスが防衛チームにいる場合、同じアイリスで攻めるのは難しいが、大抵はセバスチャンを伴うので、代わりにヘリオスで倒せるようになる
アイリスの登場で大きく起用率が変わったヒーローたち
起用率が上がったヒーロー
ルーファス・アスタロス・カーク・アンドバリ・ダンテ・モリガン・ヘリオス
起用率が下がったヒーロー
オーロラ・コーブス・ルーサー・アイザック
これからのHero Wars
- アイリスやダンテが多く起用された結果、それらへの解釈が進み、その次、そしてその先をプレーヤーたちは探し始めています
- アイリスを巡る攻防で、防衛編成のトレンドも一巡し、また新しい強編成が生まれつつあります