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パワーのヒーロートーナメントはどう攻略するべきか

通常のイベントとは有利不利の前提条件が逆に近いイベント
- このゲームにおいて、殆どのイベントは長くゲームを続けてきた人が有利です
- しかし、このイベントに関しては、どちらかといえば、プレイ日数が1年〜3年程度のプレイヤーが最も有利になります
- どういうことでしょうか。解説します
プレイ開始からの日数が影響する
ゲームを始めたばかりのプレイヤー
- ヒーローの育成を競うイベントのため、ゲームを始めたばかりのプレイヤーは不利を感じるでしょう。育成リソースの蓄積をする余裕がないからです
- まだチームレベルが130にも届いていない状況において、このイベントのためにリソースを多く貯めておくことは現実的ではありません
- こうしたプレイヤーはチームレベルが130に達していない初心者同士でマッチングされるようになっています。このイベントのマッチングはチームレベルが130未満の場合、レベル帯に合わせてかなり細かくマッチングが分類されます
- このため、この層に限っては、課金額を競うイベントという面が強くなります。課金に頼らずにこのイベントで他のプレイヤーに勝つには、長い期間をかけて、育成リソースを蓄積しておく必要があります
- 競争に課金が大きいという点で、課金前提で勝負をしたいプレイヤーには有利な状況です。無課金で勝ちに行きたいプレイヤーにとっては、まだその準備が足りていません。年数が経ったプレイヤーに比べて不利と言えます

課金している古参プレイヤー
- プレイが5年以上続いている、さらに、課金もしている古参プレイヤーにとっては、初心者と逆の問題があります
- 育成が進み過ぎているため、このイベントのためにパワーを上げる余地が減っているのです
- とくに長年、多くの予算をかけて全てのヒーローの育成が完成している人は、このイベントでできることは殆どありません
アセンションツリーが完成している古参プレイヤー
- アセンションツリーが完成している古参プレイヤーは、不利です
- ツリーのレベル上げが限られた時間で最も効率的にパワーを上げる要素だからです。とくに魔法使いのツリーはヒーローの数が多く、ラストスパートで勝つための必殺技です
- トップギルドのプレイヤーたちはアセンションツリーが全て完成しているのが一般的です。彼らは、このイベントでの活躍に高いハードルを感じています

勝ちやすいプレイヤー
- ギルドレイドが盛んなギルドにいるプレイ歴1年〜3年程度で、アセンションツリーをこれから鍛えたいプレイヤー。そういう人は、このイベントで有利です
- ギルドレイドの戦果として、アセンションリソースを集めることができて、また、それをこのイベントに利用できます
- この時期のプレイヤーは優先すべき強力なヒーローをイベント報酬でどんどん強化していくことができます。そのリソースをストックしておき、このイベントに合わせて解禁することで活躍できます
- 育成に制約の多い古参プレイヤーや上位ギルドのプレイヤーとマッチングされれば、制約の差で優位に立てます
- 少し育成タイミングをずらすだけで、このイベントを最も活用できる立場です
レベル上げをしていない人は少し有利
- 使わないヒーローをレベル1で放置しているプレイヤーは少し有利です。このイベントのために大量に余剰しているポーションを投入することで一気にパワーを上げることができます
- 同じ理由でスキルレベルを上げていない人も有利ですが、20レベル単位で待ち時間が発生します(エメラルドを使えばいいと思うかもしれませんが、お勧めはしません)。ラストスパートには向きません
- なお、このイベントの特徴として、基本的には、一度利用した育成要素は再利用ができません。今、勝負するべきか?育成を待てるかどうかも含めて、考える必要があります

エレメンタルギフトの考え方
- このイベントでは過去の最大パワーを参照されます
- そのため、エレメンタルギフトをリセットしてもその分は強化をしたとはみなされません。最もパワーが高かった時点から、その差分を強化範囲とみなされます
- ただ、エレメンタルギフトをリセットした分を他の育成要素の強化に回すことは有効です。なぜなら、デイリークエストで日々スキンやスキルを強化するからです。これによって最大パワーの内訳を変えつつ、最大パワーを抑えて、デイリークエストを消化していくことができます
- リセットしたエレメンタルギフトはリソースのプールとして、このイベントに合わせて強化することができます
- エレメンタルギフトはラストスパートにも利用できますが、他の強化項目に比べて、時間効率が良いとは言えません。ラストスパートを始める直前の調整には適切です

ラスト5分の勝負に参加できるかどうかが重要

- お互いに育成リソースに余地があるプレイヤー同士がこのイベントで競い合う時、イベントの最後の5分間に一気に10万パワーを上げるような競争がおきます
- この時間にゲームにログインできるかどうか、このイベントで勝つためには重要な条件の1つです
- 5分の間に操作できる強化範囲はかなり限られます。短期間でパワーを効率よく上げる準備をしているプレイヤーが有利です
限られた時間でパワーを上げる方法
- 最も重要なのはアセンションツリーです。複数のヒーローのスタッツが一気に伸ばせるからです
- その次くらいにお勧めなのはアーティファクトの星を上げることです。Lv130で星1のアーティファクトを星6にあげれば、限られた時間で大きくパワーを伸ばすことができます
- グリフやスキンは最初に育てるどうかを決めて資材を用意しておけば、ある程度の効果を期待できます

限られた時間でパワーを上げるための準備
- ゆっくりと考える時間はないので、どのヒーローを育てるか、先に決めておく必要があります。どのスタッツなのか、リストアップしておくとベストでしょう
- スキンストーンの宝箱などは事前に使える状態に変換しておくことで、勝負に勝ちやすくなります
- あまりバタバタと操作すると、機材トラブルが発生することもあります。PCでエラーが起きた場合にスマートフォンでログインできるように準備しておくと良いかもしれません
![[HeroWars攻略]スキンストーンの宝箱](https://h-w.fun/wp-content/uploads/2023/02/Hero-Wars-Guide-Skin-Stone-Chest.jpg)
ラストスパートは2つの戦術を使い分ける
- ラストスパートに関しては大きく2つの戦術が存在します
- 1つは貯めておいた資材を使って一気に上げる方法です。ただし、後述の対抗戦術に備える場合、様子見のパワー上げを行なって相手の動きを図る必要があります
- 2つ目はラストスパートで追い上げてくるプレイヤーがいることを想定して、ある程度の差を先に積み上げておくことです。例えば5万〜10万パワー差を用意して警戒しておきます。すると、ラストスパートされてしまっても、追いつかれないようにパワーを上げることで追いつけない状態を維持できます。これにより、効率的に諦めさせることができます

ラストスパートに参加できないなら
- エメラルドがもらえるため、上位ランキングは必ずラストスパートが起きると考えておくほうが無難です
- とくにLv130のプレイヤー同士がマッチされる15人グループではほぼ必ずと言っていいほど、そうなります
- ラストスパートに参加できないプレイヤーが初日から50万ほど積み上げる戦術を使う場合があります。このスタンスの成功率は高いのですが、それでも絶対ではありません
クエスト報酬の考え方
- 直接的なパワー向上ではなくても、クエスト報酬でもこのイベントのポイントを得ることができます
- この受け取りをイベントの最後にしておけばラストスパートに利用できます
- なんらかの事情でラストの瞬間、Hero Warsにログインできず、受け取れないリスクがあります。受け取っていないクエスト報酬のポイントは、ランキングにはクエスト報酬分が反映されません。このクエスト報酬分のランキングスコアポイントはアイテムなどに変換されないので、ただただ損失となります

焦っても上げてはいけないステータス
- アイザックのアーティファクトなど、焦っても上げてはいけないステータスがあります
- ラストスパートで間違えて上げないように注意しましょう。取り返しがつきません
- 過剰育成のデメリットは、このイベントで勝つメリットを上回ると考えるほうが良いです
勝負をする回を選ぶ必要がある
- このイベントは結局のところ、マッチングに大きな影響を受けます
- 多大な予算を持つ課金プレイヤーが圧倒的に有利とも言えません。何年も資材を蓄積したプレイヤーが、その1回だけ勝てれば良いと勝負をすれば、かなりのことができます
- そもそも、全ての回で1位を取ることはできません。どんなに予算があっても育成範囲にはカンストがあります。育成が終われば課金しても、もう勝てないのです。なので、勝負するかしないか、その時々の意思決定が重要になります

最適な勝ち方を目指すなら
- このイベントで常に勝ちたいなら、最低限のヒーロー育成で、勝ちに行く必要があります
- 余裕を持って勝つことを繰り返せば、それだけ自身の育成余地を失います
- とはいえ、育てないとヒーローは使い物になりません。このイベントに最適化しすぎると、ゲームプレイそのものが本末転倒になる面もあります

使いたいヒーローを我慢してでもこのイベントに焦点を合わせるべきか
- これはなんとも言えないところがあります
- HeroWarsには資材管理ゲームとしての側面と、育成ゲームとしての側面と、対戦ゲームとしての側面。3つの要素があります
- あなたは何を大切にして楽しんでいるのでしょうか。そこから意思決定してはいかがでしょう。このイベントで勝つことにメリットや意義はあります。ただ、それがあなたに重要かどうかはまた別です
上位プレイヤーにとってのパワートーナメント
- ある程度の育成が終わり、あればちょっと便利なヒーローを育てている状況にある場合。このイベントの活用は考えるかもしれません。ただ、このイベントで有利な層に比べると、メリットも控えめで、ラストスパートなどは不利です。イベントを頑張るか撤退するかの判断をシビアにする必要が高い立場です
- 育成が殆ど終わり、趣味で細々とマイナーなヒーローを育てているような状況にある場合。このイベントへの参加モチベーションは1位報酬の限定アバターだと思われます。どうしても限定アバターが欲しければ貯めておいたリソースを強引に吐き出して、1位を狙うことになります
- 全ヒーローの育成が完全に終わっているプレイヤーにとって、このイベントは存在しないも同然です。頑張ってもランクインする方法はありません。新ヒーローの実装を待つのみです
全体を通して
- どちらかと言えば、このイベントは後からHero Warsを始めた人が追いつくことを応援するイベントと言えるはずです
- 完全な初心者にとってはPay to Win(課金したら勝つ)でしかありません。ただ、プレイ年数を経ると少し景色は変わってきます。課金をしなくても、立ち回り次第でそれなりの結果を狙えます
- 長くゲームを遊んできた人には、ひどいイベントだと思うことも多いでしょう。ただ、多くのイベントは長く遊んだ人が有利です。多少は立場が逆転するイベントがあっても、しょうがないと考えるしかなさそうです
- ヒーローの育成が終わっていて、課金してでも1位報酬のアバターが欲しい人にとっては、最悪のイベントと言えそうです。一番気の毒な立場です。理解しがたい人もいるかもしれませんが、本当に欲しいものはランキング報酬のアバターやフレームという層は存在します
- 有利不利が他のイベントとは異なる競争イベントと言えます。そして、参加必須というものでもありません。このイベントへの参加姿勢は他のイベントとは違うものが必要です。改めて考えてみてはいかがでしょう