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レポート
こちらはHero Wars Web版トップギルドの1つ、ShinkirouのHayabusaさんからの寄稿になります。
Hayabusaさん
宇宙バトルフレーム – 1位
イベント開始前
- Hero Wars史上初となるクロスサーバーの個人戦の大会。個人的な趣味からイベントが始まる前からわくわくしていました。しかも、非常に強力なヒーローが禁止の見込み。
- ピンときました。この世界、ジュリアス強いんじゃないか、育てたものの、使っていなかったジュリアス。防衛テストを組んだところ、かなり活躍しそうな雰囲気を感じました。
初日
- そして、開幕。
- ダンテ、アイリス、ルーファス、セバスチャンなどが居ない世界線のHero Wars、あまりにも新鮮。これまで使用頻度が低かったヒーローが攻守に渡って活躍していました。戦闘を重ねるうちに、思わず無限チケットを買ってしまったのでした。
- 開始前は「エメラルドをかけた人が勝つゲームなんだろうな」と思っていました。それが、遊び始めてからは「限られた時間で勝ち筋を編み出す生産性を競うゲーム」という見方に変わりました。そして、プレイヤースキルはその生産性に大きく寄与する。そう感じると、途端にこの競争に魅力を感じるようになっていきました。
- しかも、ダンジョンのごとく、勝てば勝つほどコインがたまる。しかもダンジョンより景品が良い。我を忘れて戦いまくっていました。
2日目以降
無限チケットが切れた2日目以降は、毎日3~4回おかわりしつつ、お昼休みなど、時間のある時に戦闘回数を消化していました。
- 2日目以降、ランキング上位ではジュリアス編成が広まりました。そして、それらは徐々に洗練されていき、大変難易度が高い編成も散見されるようになりました。
- 私も毎日防衛を変更していました。同じ編成だと簡単に突破されるようになるので、上位の順位を維持するためには、攻守に渡って常に新しいことを考えていく必要がありました。
防衛のトレンド
防衛のトレンドは以下のように流れて行きました。
- 初日:アスタ、アラクネ、イシュマエル、リアン、ヨルガンあたりが防衛に人気。予想通り?サトリが大活躍。私はジュリアスを使った防衛を考えてセット。
- 二日目:ジュリアス防衛が増えだし、徐々にサトリの起用機会が減っていく。
- 三日目:ジュリアス防衛にオリバーを使う防衛が開発される。難易度が一気に上がる。
- 四日目:この時点でトレンドだったジュリアス防衛のほとんどを高確率で撃破できるある編成が見つかる。私も他の防衛を検討する。
- 五日目:その編成では勝率が落ちる防衛がいくつか発見されていた(私も1個見つけた)。これによりトレンドが一新。ジュリアス編成が再びどれも頭をひねるものになる。
- 六日目~七日目:最終日の朝にオーロラタンクのジュリアス編成が増えており、これも難しかった。最後まで防衛のトレンドが変わって面白いと感じた。
輝いたヒーロー
- これまであまり使われてなかったと思われるジュリアスが防衛に大活躍。
- ヨルガン対策のデコイ要員や、マーサの回復の邪魔としてなど、カイラを後列に飛ばすことが多く、カイラも大活躍。
- 大方の予想通り?、サトリは幅広く活躍。
- デアデビルがデバフ&純ダメ持ちで強力でした。
備蓄の勧め
- 今回、途中で少し困ったことになりました。
- 他のランカーに比べて、手札の限られる私の手持ち(微育成込みで使用可能ヒーローが20枚台)では、どんなに検討しても、手動をスコープに入れても、勝率が9割を割るような編成も出てきてしまったのです。
- 私は10体の制限ヒーローのうち、クリーヴァとカーク以外の8体が完全にカンストと、かなり禁止による制約を受けていました。
- しかし、私が強化していないヒーローに、いくつか対ジュリアス編成へのブレークスルーがあったのです。その中で最も強力なものの一つが、デアデビルでした。子細な解説にはここでは触れませんが、ポイントだと思ったのは、「備蓄」でした。
実際の備蓄活用
私の実施した備蓄活用は以下です。
- スキル以外ほとんど手がついてなかったデアデビルを、
・アーティファクト →ゼロからマックス
・装備 →紫からオレンジ
・尖塔 →ゼロから3段目完走
※グリフ、スキンはゼロ
まで強化しました。 - 全て備蓄。エメラルドは一切使わずに上げました。インスタント強化でしたが、かなり勝率の高い状態にすることができました。
- 他には、イベント中に、チンマオを強化。
尖塔 →3段目完走からマックス
※グリフ、スキンはゼロ。アーティファクトと装備は既にマックス - 事前に、防衛用に、装備だけ赤+2で中身がハリボテだったヨルガンも強化。アーマーと魔法防御に関する要素(スキン、グリフ、尖塔)をすべてカンスト
ただ、エメラルドはほぼ使いませんでした。
個人的に、このイベントのためにエメラルドを消費するのは気が引けたのです。
備蓄があったからこそ、ジュリアス台頭以降の戦場も突破することができたと感じます。
全体を振り返って
- なんとか最後までテンションを下げることなく、1位でゲームを終了しました。
- 獲得コインは約53万コインとなりました。
- 最終ポイントは、7,500でした。
Tips
上位入賞を狙うためには以下のようなメソッドが有効ではないでしょうか。私の経験をまとめます。
事前の防衛検討が、その後の力になった
- この後の1週間で、事前の防衛研究の時間を捻出しました。これが、その後を駆け抜ける足腰づくりになったと思います。防衛を考えることは、カウンターを考えることにもなり、攻撃にも役に立ちました。
生産性に関わる要素を広く意識する
- 勝率、解に到達する時間の早さ、既知の編成で再検討をしない記憶力/メモ力、入力の早さ、などなど、色々な要素が順位に関わります。順位を上げるためには、攻撃のこれらの要素をすべて洗練していく必要があると思います。
期間を通して、たゆまぬアップデートが必要
- 時々刻々と新しい防衛が開発されました。終戦の直前まで未知の難編成が生まれていたくらいです。それくらい戦況は変化していくので、競争についていくには、その変化に追いつく・自らも変化する必要があると思います。
備蓄は環境変化に素早く応答するための必需品
- 私は常に資源の備蓄を持っておく癖を、ゲーム開始から3年間ずっと持ち続けてきました。イシュマエルが、ファフニール実装と同日に最強の一角にアップグレードされた時も、備蓄を使い、数万エメラルドで2体をその日にカンストさせました。ゲームの急激な変化に対応できるだけの備蓄を常に持っておく癖が、この宇宙バトルにも生きたと思います。
宇宙バトルの魅力
- 毎回BANされるヒーローによって、世界線が大きく異なってくるのがこの宇宙バトルの魅力になるのではないかと思います。大会ごとに、思いもよらぬ発見があることでしょう。
- 第2回では、また、新しい世界を一緒に楽しみましょう。
- 同じようなヒーローが禁止になっちゃったら、「輝いたヒーロー」をご参考にされてください。笑
レポートお待ちしておりました♪ 第一回を誰よりも楽しんでいらした(と私には見えました)ので、否定的意見も多かったこのイベントに、程よい切り口の感想を寄せてくださるのではないかと思っておりまして。
公式チャットで雑感を伺いましたが、デアデビルはそんな事になっていたのですね。てっきりカンストデアデビルをお持ちだと思っていたので意外でした。
前回のサトリに引き続き、何度も読み返したくなるレポートをありがとうございました。
この記事よんで、最近なんでみんながデアデビル育ててるのかわかりました(/・ω・)/