ヒーロー解説
- 名前の由来はギリシャ語における太陽。また、神話に登場する太陽神でもある
- Hero Warsにしてはイケメン枠で彼女がいる
- 対物理特化の専門家。また、ほぼ魔法貫通を持たない魔法DPS。主攻というよりは補助的なダメージソースとして活躍する
ヘリオスの長所とチーム編成論
- 様々な手段で物理攻撃に対策する魔法DPS
- 第一アーティファクトがアーマーであり、アーマー貫通バフに欠ける物理チームを防ぐことができる
- 第3スキルで物理攻撃を防ぐ保護珠を召喚する。これはバリアにはカウントされない
- 第4スキルでクリティカル攻撃にカウンターする太陽珠を召喚する。このカウンターは相手の攻撃1回に対して反撃1回を行う。例えば、相手が4回攻撃するスキルなら、4回の反撃が発生する。この性質から、クリティカル攻撃を連打する手数の多いヒーローに強い
- アイザックが相手の魔法攻撃に対して反撃する際、セバスチャンとのコンボなどでクリティカルになることが多い。この時、ヘリオスも同等の手数で反撃する。ヘリオスとアイザック&セバスチャンの対決は安定しづらく、運要素が強いカウンターラッシュの勝負になる
- 相手が物理チームの場合、とりあえずヘリオスを入れてみるという使い方が成立する。ただし、オリオンで魔法貫通を補わない場合はあまりダメージが出ない
- 手数で勝負をするタイプのクリティカルヒット重視の物理DPSに対して強い。この条件から、ヤスミンカウンターである。また、ほとんどの場合、ケイラカウンターでもある。とくにヤスミンはヘリオス対策をしていない限り、圧倒的にヘリオスが有利
- ゲームを始めたばかりの時期はヤスミンが圧倒的に有利だが、スキルレベルだけ上げたヘリオスを用意しておくと効率的にカウンター可能。このため、ヤスミンを集団で使っているギルドがいる場合、ギルド戦の下位チャンピオン全員にヘリオスを配置する”ヤスミン殺し”戦法が存在する。この戦法はヤスミンしか育てていないプレイヤーに、苦手な相手への攻撃を強要できる
- セバスチャン対策要員として優秀。マーリンをパトロンした場合、クリティカルカウンターがほぼ常時発動に近くなる。また、ビスケットをパトロンした場合、セバスチャンのデバフカット回数を容易に飽和できる
- ビスケットのパトロン効果により、コントロールチームの後衛として採用可能。この理由から、CoWではエンジニアの防衛に適性がある
- 基本ステータスとして魔法貫通を持たないが、役割の枝・冬季スキン・マーリンのパトロン効果で若干は持たせることができる
- 勝てる魔法チームを組もうとすると、タンクにオーロラを選ぶことになりやすい。結果的に、アーマーバフを組み込みづらくなる。このため、ヘリオスは魔法チームに無理なくアーマーバフを組み込む手段として選択肢になる
- ドリアンの後方に配置できる数少ないDPSの一人。とくにオリオン・ドリアン・ヘリオスの組み合わせは5年以上使われており、頭文字をとってODHと呼ばれる
- 全体に、魔法使いのヒーローは対物理攻撃の耐久性能が低く、微育成では使いづらい。ヘリオスはその例外の一人で、ちょっと育てただけでも使えるシーンが存在する
ヘリオスの短所
- 自前で魔法貫通をほとんど盛れない。そのため、最序盤を除いでチーム編成で補うことが大前提というシーンが多い
- 起用目的がクリティカル対策に特化しており、初心者が手を出すヒーローとしては微妙感が強い。かつてはヤスミン対策という理由が存在していた。しかし、初心者がヤスミンに頼りたい期間はかなり狭い日数である。このため、ヘリオスをわざわざ育てるか?と考えると、アミラで良いという判断になりやすい。最も、アミラはヘリオスに比べて、実戦投入までの育成期間が長い。そのため、リソース配分を考慮すると、諦めることになりやすい。ここら辺が最序盤の短い期間に限って、初心者がヤスミンを採用して成功する場合がある理由になっている
- かつて防衛チームの後衛として選ばれることが多かった。しかし、多くの場合、マーサ・テア・ファフニールを入れた方がうまくいくという結論になってしまっている
- 物理攻撃への対策スキルを持つが、クリティカルを利用しない物理チームに対しては、それほど有効ではない
- クリティカル攻撃へのカウンターは常時発動ではなく、発動していない時間帯がある。このため、手動操作で対策されるケースがある。発動していない時間帯はマーリンのありなしで異なるため、この2択である程度ミスを誘うことができる
- クリティカル攻撃へのカウンターではあるが、手数が少ないヒーローに対してはあまりカウンターとして機能しない。また、吸血や魔法無効でヘリオス対策が可能。この理由から、クリティカル攻撃を連発するものの、吸血と魔法無効を兼ね備えるイシュマエルには、カウンターが成立しない
- 本来、ヘリオスがカウンターを得意とするヤスミンやケイラも、チーム編成次第。ネブラやファフニールで1撃を重くされてしまうと、うまくカウンターが成立しない場合が増える
- カウンターに依存する攻撃性能のため、ドリアンの吸血バフである程度対策されてしまう
- カウンターを含めて全ての攻撃が魔法攻撃。このため、ルーファスやテアのような魔法対策のヒーローで対策されやすい
- Hero Warsはダンテウォーズと呼ばれた時代に比べると物理への傾倒がなくなっており、このため、対物理専門のヘリオスは出番が減りつつある
- そもそも、物理チームと戦う場合も、ヘリオスなしで殆ど困らない
- 魔法チームの後衛、あるいはオリオンの相棒として長らく活躍している。しかし、ゲームの歴史が進むにつれて、ポラリスやアウグストゥスといった強力なライバルが登場してしまった
- クリティカル攻撃へのカウンターとして長らく活躍している。しかし、ゲームの歴史が進むにつれて、アミラという強力なライバルが登場してしまった
- ヘリオスはオリオンを必要とする動機が多いが、オリオンにとってヘリオスは選択肢の1つでしかない。CoWやグランドアリーナでは、オリオンを別チームで使ってしまうと、ヘリオスはベンチ要員になりやすい
- どちらかと言えば使いづらいヒーローだったが、かつてはダンテとセバスチャンのコンボへのカウンターであり、この理由だけで採用されていた。しかし、運営によるナーフ(下方修正)によって、この役割を失い、誰にも見向きされない存在になった。ちなみにこのナーフはバグという説もある
- ざっくり纏めると3つの問題点を抱えるヒーロー。
1. 特定シーンでのみ活躍するヒーローであり、そのシーンは減っている
2. チーム編成に条件がつきやすい
3. 多くのシーンで、より良い代案が存在する
活躍シーンもあるが、2025年時点、プレイヤーからあまり選ばれないヒーローとなっている
その他
T.B.D.