ヒーロー考察
以下の解説は実装時の予告内容からの考察です。使ってみたら違ったと言う可能性があります。
- 2025年登場。タイタンの末裔でありながら、ヒーローとして戦う存在。設定上で言うならマヤに近い
- HeroWarsモバイル版に存在する、物理と魔法、相手が苦手な方で攻撃をするヒーローの輸入である。しかし、なぜかWeb版に輸入される際、魔法チームのバッファーとなった
- 復活阻害をもつため、魔法チームでルーファスを攻撃する際に重要な役割を果たすことが期待される

長所とチーム編成論
- 知力をメインスタッツとしてヒーローの強化、水の印に対応していること、魔法ダメージの強化と、魔法でゴリ押しするためのヒーロー。運用上はアウグストゥスに近い
- アウグストゥスが愛作に対抗できる魔法使いだとすれば、カスケードはルーファスに対抗できる魔法使いという位置付けと考えられる
- 水の印を扱うため、共通バフを持つ、クリスタそしてラースとは他の魔法使いよりも高いシナジーを持っている。とくにクリスタはカスケードとの公式コンボとして、リワークが行われた。ただし、公式シナジーに実用性が伴うかは環境次第。例えば、リリアは公式シナジーを持つモリガンやフォボスよりも、ギャラハッドと実際の相性が良い
- 第二スキルで相手の位置を移動させてしまう効果を持つため、クリスタの第3スキル氷の針とコンボが成立する
- 相手チームの回復力を低下させる能力を保つため、複数のヒーラーを伴うチーム相手にもゴリ押しを通しやすい。従来の魔法チームは、テアやマーカスのような、魔法防御バフを持つヒーラーがいるチームに対して使いづらさがあったのを軽減することが期待される
- 魔法ダメージの増幅は多数存在する魔法使いヒーローたちと相性が良く、お気に入りの魔法使いの使い勝手が悪いと嘆いている人にとって救済策となる可能性がある。ただし、これが最適解と言えるかはまた別の話で、趣味プレイの域を出ない可能性がある
- 魔法使いと組ませる場合には汎用性の高い性能をしており、殆どの魔法チームにとって汎用性を広げることが期待できる。魔法チームの6番目の要因として期待しやすい
- 通常攻撃への魔法ダメージ付与は、自身では魔法ダメージを与えられないヒーローに対しても有効と考えられる。たとえばアイリスやコーネリウスは魔法ダメージを与える手段を持たない知力をメインスタッツとするヒーローだが、カスケードと組むことでその前提が変わる。アドベンチャーでのダメージ抵抗バフに悩んでいる人にとって救済策となる可能性がある
短所
- クリスタとは公式シナジーで、水の印の相互作用、氷の針のコンボ、魔法ダメージの増幅、ルーファスの復活無効化と様々な強化をもたらす。だが、クリスタにとって最も必要不可欠な魔法貫通を強化する要素は持っていない。このため、別のヒーローで2人の魔法貫通を補う必要性が生じている
- 物理ダメージと魔法ダメージを起用に使い分けるモバイル版とは異なり、魔法ダメージの増幅に特化している。このため、アイザックに対して弱い
- アイザックに対する弱さをアウグストゥスで補おうとすると、5人分しかない編成枠を圧迫してしまう。同時に魔法貫通も補う必要性を考えると、編成の自由度がかなり低いと言える。また、シナジーを前提とする活躍は、誰か一人でも倒されてしまうとチームが機能不全に陥る傾向を持っていることになる。加えてパッシブスキルによるコンボは信頼性が限定的。タイミングを制御できないので、チームとしての活躍が運次第になりやすい
- 魔法ダメージの増幅によるチーム強化に性能が依存している。そのため、魔法チーム以外の編成では本来の実力を発揮できない
- 魔法チームでしか実用性がないため、アイザックに対する相性を考慮してしまうと、防衛編成では殆ど使えないといった、起用シーンの制約が多いことを意味する
- 魔法チーム要員というのは、ファントムオーケストラ戦での活躍が期待されるのだが、その際に重要となるHP回復や魔法貫通バフを担うことができないため、この点でもチーム編成に制約が生じやすい
- 最近の魔法チーム要員は比較的に愛作に対応しやすいヒーローが多かったがカスケードは悪い意味で、その例外である可能性がある。
- ヒーラー対策としての能力を持つ反面、テアやマーカスが兼ね備える魔法防御バフを苦手としている。このため、この二人のヒーラーに対してカウンターになりきれない
- 復活阻害の能力を魔法チームに組み込みやすいという点でモリガンよりも魔法チームに恩恵の大きいヒーロー。ただし、モリガンのような常時発動ではない点が課題となるシーンも存在すると考えられる